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加ドルが対円で反発を見せるのか注目か

加ドルが対円で反発を見せるのか注目か

加ドルが対円で反発を見せるのか注目か
2024.05.01
本日のポイント
  1. 米・FOMC政策金利と声明発表
  2. 英・製造業PMI

前日の米国通貨は、加ドルが対円で行って来いとなった。加ドル円は114.181から114.847の間で方向感の定まらない小動きとなり、時間足20MAを挟んでの値動きが見られた。4時間足では20MAより上位に位置しているものの、RSIが87からの急落となっている。日足ではRSIが82に到達しているが、特段ダイバージェンスは確認できていない。

欧州通貨は、昨日発表された独・4月雇用統計にて、失業率が前月の5.9%と変わらなかったにも関わらず、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.0735から1.0662まで下落。時間足20MAを上位から下抜け、200SMAをも実態足で下抜けた。4時間足では200EMAが上値抵抗体となり反落しており、日足では20MA直下からの下落が見られている。

本日は、7:45にNZ・雇用統計、9:00に韓・貿易収支、10:00 にNZ・オアRBNZ総裁の記者会見、17:30に英・製造業PMI、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に米・ADP雇用者数、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・建設支出、米・JOLTS求人件数、米・ISM製造業景気指数、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見、29:15に加・マックレムBOC総裁の発言がある予定だ。加ドルが対円で反発を見せるのか、FOMCでの米ドルとの連動性に注意しつつ進行方向を見守りたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。