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米ISM製造業を控えた米ドルの159円台維持を注視

米ISM製造業を控えた米ドルの159円台維持を注視

米ISM製造業を控えた米ドルの159円台維持を注視
2026.06.01
NEW
本日のポイント
  1. 米5月ISM製造業景況指数
  2. 米5月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)

前営業日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇した。ダウ工業株30種平均は前日比0.7%高の51,032.46で引け、S&P500種は0.2%高の7,580.06、ナスダック総合指数も0.2%高の26,972.62となり、3指数がそろって過去最高値を更新した。米10年債利回りは原油反発によるインフレ警戒も意識され、やや上昇し、WTI原油は週明けに中東情勢の緊迫化を受けて買い戻され、90ドル近辺まで反発した。天然ガスは底堅く推移し、貴金属市場では金が上値の重い展開となるなど米金利やドル動向をにらむ動きとなった。株式市場ではAI関連株を中心としたリスク選好が続く一方、商品市場では原油反発が意識される地合いとなった。

為替市場は、中東情勢を巡る警戒感と原油反発を受け、米金利と米ドルの方向感を探る展開となったことが主材料となった。USD/JPYは159円台前半を中心に推移し、足元でも159円台を維持できるかが焦点となっている。160.00近辺では引き続き為替介入警戒が意識されやすい一方、158.50近辺を維持できるかが下値の焦点となりそうだ。本日は米5月ISM製造業景況指数の発表を控えており、米製造業の底堅さが確認されれば米金利を通じてドルの下支え要因となりやすく、米ドルが159円台で値持ちできるか慎重に見極めたい。

本日の指標は、16:50にフランス5月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)、16:55にドイツ5月製造業PMI改定値、17:00にユーロ圏5月製造業PMI改定値、17:30に英国5月製造業PMI改定値、22:45に米5月製造業PMI改定値、23:00に米5月ISM製造業景況指数の発表が予定されている。米ISM製造業景況指数は53.1が予想されており、前回の52.7から改善するかが注目される。週初は米製造業指標、原油価格、米金利の動きを手掛かりに、ドル円と米株の反応を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。