昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇した。ダウ工業株30種平均は前営業日比0.58%高の50,579.70で引け、S&P500種は0.37%高の7,473.47、ナスダック総合指数も0.19%高の26,343.97となった。米10年債利回りは4.55%台へ低下し、WTI原油は米国とイランの協議進展期待を背景に売りが優勢となり、90ドル台前半へ下落した。天然ガスは底堅く推移し、貴金属はドル高や米金利動向をにらみながら金が上値の重い展開となるなど、株高・金利低下の一方で、商品市場では中東情勢を巡る思惑が意識される地合いとなった。
為替市場は、前週末に米金利がやや低下し、米国とイランの協議進展期待を背景にドル買いが一服したことが主材料となった。USD/JPYは158円台後半から159円近辺で推移し、足元では米国とイランの協議進展期待を受けた原油安やリスク選好の流れが続くものの、160.00近辺の為替介入警戒も根強く、やや上値の重い展開となっている。一方、158.00近辺を維持できるかが下値の焦点となりそうだ。本日は米国・英国市場が休場となるため、通常より流動性が低下しやすく、前週末からの米金利とドル円の流れを引き継ぐか慎重に見極めたい。
本日の指標は、21:00にメキシコ4月貿易収支の発表が予定されている。ただし、米国・英国市場が休場となるため、主要市場では通常より流動性が低下しやすく、指標材料よりも前週末からの米金利やドル円の流れを引き継ぐ展開となりやすい。新規材料が限られるなか、薄商いのなかで値動きが一方向に傾かないか慎重に見極めたい。