昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が休場のため取引されなかった。米国はメモリアルデー、英国も休場となり、主要市場では通常より流動性が低下しやすい地合いとなった。米10年債利回りも米債市場の休場で新たな方向感は出にくく、前週末の4.5%台半ばの水準が意識された。WTI原油は米国とイランの協議進展期待を背景に90ドル台前半で推移し、原油高への過度な警戒をやや和らげた。天然ガスは底堅く推移し、貴金属はドルや米金利の方向感をにらみながら、金が上値の重い展開となった。
為替市場は、米国と英国の休場で取引参加者が限られるなか、前週末からの米金利低下と原油安を受けて、米ドルが方向感を探る展開となったことが主材料となった。USD/JPYは158円台後半から159円近辺で推移し、足元でも159円前後の水準で値動きを探っている。160.00近辺では引き続き為替介入警戒が意識されやすい一方、158.00近辺を維持できるかが下値の焦点となりそうだ。本日は米市場が再開するため、休場明けの米金利とドル円の反応を確認しつつ、159円近辺での値持ちを慎重に見極めたい。
本日の指標は、22:00に米3月ケース・シラー米住宅価格指数、23:00に米5月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)の発表が予定されている。ケース・シラー米住宅価格指数は前年同月比1.0%、消費者信頼感指数は92.0が予想されており、住宅市場と個人消費マインドの底堅さを確認する材料となりやすい。米国市場の休場明けで取引が再開するなか、米金利、株式、ドル円が前週末からの流れを引き継ぐか慎重に見極めたい。