昨日は、米国市場が祝日のため休場となった。原油WTIは76.8ドルまで低下。天然ガスは前日から約0.6%上昇し3.8ドル付近での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したゴールドは、前日から約0.8%上昇し2,726ドル台まで回復した。日経平均は38,900円台での推移となっている。
為替市場は、NZドルが米国時間にかけて最強通貨となった。NZドル円は87.220から88.367まで上昇。時間足200SMAの上値抵抗帯を実態足で上抜けた。4時間足では200SMA直下まで価格が伸びており、日足ではボリンジャーバンド-3σから中心線まで回帰している。なお本日のアジア時間ではポンドが軟化しているため、欧州時間での値動きに注意したい。
本日の指標は、16:00に英・ILO失業率、英・雇用統計、17:30に香港・消費者物価指数、19:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、22:30に加・消費者物価指数、翌6:00に韓・消費者信頼感指数、6:45にNZ・消費者物価指数が発表予定となっている。強含んだオセアニア通貨の続伸性に注目したい。