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米国休場で米国時間でのボラティリティ上昇に要注意か

米国休場で米国時間でのボラティリティ上昇に要注意か

米国休場で米国時間でのボラティリティ上昇に要注意か
2025.01.20
本日のポイント
  1. 日・鉱工業生産
  2. スイス・生産者輸入価格

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは77.3ドルまで低下。天然ガスにいたっては約8.2%低下し3.91ドルまで価格が下落した。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したプラチナは、前日から2.5%上昇。964ドル台まで値を上げた。

為替市場は、米国時間終盤にて日本円が最弱通貨となった。もっとも強含んだ米ドルに対し、日本円は大きく下落。米ドル円は154.981から156.365まで上昇した。週足では10MAに下値をサポートされての反発が入り、月足ではRSIが60まで上向いている。本日は米国が祝日のため、米国時間での日本円の反発が入るのか注視したい。

本日の指標は、8:50に日・工作機械受注、9:01に英・ライトムーブ住宅価格、10:00に中・最優遇貸出金利、13:00にマレーシア・貿易収支、13:13にフィリピン・総合収支、13:30に日・鉱工業生産、16:00に独・生産者物価指数、16:30にスイス・生産者輸入価格、17:30に香港・雇用統計、19:00に欧・建設業生産高、26:00に米・トランプ大統領の就任演説が予定されている。米国の祝日により米国時間でボラティリティが突発的に上昇するのか注意したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。