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米国時間での指標発表により日本円がさらに軟化するのか要警戒か

米国時間での指標発表により日本円がさらに軟化するのか要警戒か

米国時間での指標発表により日本円がさらに軟化するのか要警戒か
2024.10.24
本日のポイント
  1. 米・PMI購買担当者景気指数
  2. 日・対外/対内証券投資

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは70.13ドルまで低下。一方の天然ガスは2.3%上昇し、2.95ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はパラジウム以外が下落となり、唯一上昇したパラジウムは前日から3.64%上昇し1,118ドル付近での推移となった。

為替市場は、一昨日に引き続いて日本円が最弱通貨となった。米ドル円は150.963から153.186まで約220pips上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認された。4時間足ではRSIが84まで上昇。日足では200SMAのレジスタンスラインを実体足で上抜けての上昇となった。

本日の指標は、8:00に韓・実質GDP、8:50に日・対外/対内証券投資、13:00にマレーシア・消費者物価指数、14:00に印・製造業/サービス業PMI、16:15に仏・製造業/サービス業PMI、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に英・製造業/サービス業PMI、21:00に米・新規失業保険申請件数、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・新築住宅着工件数が発表予定となっている。米国時間での指標発表により日本円がさらに軟化するのか十分警戒したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。