昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは70.3ドルまで低下。一方の天然ガスは前日から2.4%急騰し3.02ドル台まで上昇している。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく反落したプラチナは、前日から1.27%低下し1,025ドル台まで値を下げた。
為替市場は、一昨日までの円安から一転し円高基調となった。加ドル円は110.486から109.383まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足ではサポートラインの20MAを割り込んでおり、日足では頭上に位置している200SMAがレジスタンスラインとして立ちはだかっている。
本日の指標は、8:01に英・GFK消費者信頼感調査、8:30に日・東京消費者物価指数、14:00にシンガポール・鉱工業生産、日・景気動向指数、15:45に仏・消費者信頼感指数、16:00にトルコ・設備稼働率、17:00に独・IFO景況感指数、欧・マネーサプライ、19:30に露・主要金利、21:30に加・小売売上高、米・耐久財受注、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、24:20に英・ベイリーBOE総裁の発言が発表予定となっている。円安から一転し円高基調となった日本円の上伸性に注目したい。