昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは69.7ドルまで上昇。一方の天然ガスは前日から3.4%下落し、2.31ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はパラジウム以外が下落となり、唯一上昇したパラジウムは、前日から2.38%上昇し、1,117ドル付近を維持している。
為替市場は、本日の米FOMCを前に、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は140.320から142.456まで約2円上昇。時間足200SMAのレジスタンスを一時的に上抜けた。4時間足ではボリンジャーバンド-2σから+2σまで反発が入っており、日足ではRSIが30から40まで回復している。
本日の指標は、7:45にNZ・経常収支、8:50に日・機械受注、日・痛感ベース貿易収支、9:30に豪・westpac先行指数、15:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、17:00に南ア・消費者物価指数、18:00に欧・建設業生産高、欧・消費者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米・住宅着工件数、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の発言が予定されている。米FOMCにて米ドルが対円で軟化するのか、指標前後のボラティリティに十分警戒したい。