昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは69.2ドルまで上昇。天然ガスも同様に上昇し、2.38ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく低下したプラチナは、前日から1.3%低下し988ドルまで値を下げた。
為替市場は、米国時間でポンドが最強通貨となった。ポンド円は他のクロス円が上げ渋る中で上昇。183.758から186.033まで約2.2円上昇した。4時間足ではボリンジャーバンド-2σからの反発が入っており、日足でも同様の値動きとなっている。このままポンドの勢いが継続するのか、米国時間での値動きに注目したい。
本日の指標は、13:00にインドネシア・貿易収支、13:30に日・第3次産業活動指数、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、21:15に加・住宅着工件数、21:30に米・小売売上高、加・消費者物価指数、22:15に米・鉱工業生産、23:00に米・企業在庫、米・NAHB住宅市場指数、米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、26:00に米・20年債入札が発表予定となっている。突出して反発したポンド円の上伸性を注視したい。