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最強通貨となった豪ドルが上伸するのか要注目か

最強通貨となった豪ドルが上伸するのか要注目か

最強通貨となった豪ドルが上伸するのか要注目か
2024.05.03
本日のポイント
  1. 米・サービス業PMI
  2. 米・雇用統計

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは79.1ドルまで低下。一方の天然ガスは3%上昇し、2.02ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はシルバー以外が下落となり、唯一上昇したシルバーは前日から0.17%上昇し、26.6ドル台での推移だ。

為替市場は、豪ドルが米国時間で最強通貨となった。豪ドル米ドルは0.6513から0.6574まで上昇。時間足10MAに沿っての上昇が見られた。4時間足ではボリンジャーバンド+2σまで値が伸びており、日足ではすでに200EMAを上抜けている。このまま豪ドルが米国時間で上伸していくのか、方向性に注目したい。

本日の指標は、14:00にシンガポール・小売売上高、15:45に仏・鉱工業生産、仏・財政収支、仏・製造業生産指数、16:00にトルコ・消費者物価指数、トルコ・生産者物価指数、17:30に香港・小売売上高、英・サービス業PMI、18:00に欧・失業率、21:00にブラジル・鉱工業生産、21:30に米・雇用統計、22:45に米・サービス業PMI、23:00に米・ISM非製造業景況指数が発表予定となっている。最強通貨となった豪ドルが上伸するのか、上値余地に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。