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米国時間で最強通貨となった豪ドルの上伸性に注意か

米国時間で最強通貨となった豪ドルの上伸性に注意か

米国時間で最強通貨となった豪ドルの上伸性に注意か
2023.12.22
本日のポイント
  1. 仏・生産者物価指数
  2. 米・ミシガン大消費者信頼感指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反発となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは一時72.5ドルまで低下。現在は73.9ドル付近で推移している。一方の天然ガスは2.4ドルまで6%以上上昇。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の大きかった銅は、前日比プラス1.02%の3.92ドルまで値が伸びた。

為替市場は、豪ドルが最強通貨となり、豪ドル米ドルは0.6719から0.6803まで約80pips上伸した。テクニカル的には、豪ドル米ドルは4時間足20MAに沿って上昇しており、上位足の日足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが継続している。このままボリンジャーバンド+3σに向けてさらに上昇が加速していくのか、慎重に見極めたい。

本日の指標は、16:00に英・小売売上高、英・第3四半期GDP、英・経常収支、独・輸入物価指数、16:45に仏・消費者信頼感指数、仏・生産者物価指数、17:00に台湾・失業率、21:00にメキシコ・貿易収支、22:30に加・実質GDP、米・耐久財受注、米・個人所得、米・PCEデフレーター、24:00に米・新築住宅販売件数、米・ミシガン大消費者信頼感指数が発表予定となっている。米国時間で最強通貨となった豪ドルの上伸性に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。