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ISM非製造業景況指数による米ドルの値動きに注目か

ISM非製造業景況指数による米ドルの値動きに注目か

ISM非製造業景況指数による米ドルの値動きに注目か
2022.12.05
本日のポイント
  1. 米・ISM非製造業景況指数
  2. 米・製造業受注指数

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油安の相場展開となった。米10年債利回りは3.53%まで上昇し、2年債・30年債ともに上昇傾向となっている。先週末2日の米・11月雇用統計では、平均時給が前月比・前年比ともに上昇し、失業率も横ばいとなったことから、株価の上値が重くなった。

為替市場は、大きな窓なくスタート。米雇用統計の結果を好感し、米ドルが一時的に上向いたものの、上昇力が継続せず、米ドル円は週明けのアジア時間で失速している。現在の米ドル円は134.558となっており、時間足20MAの真下に位置しているため、米国時間での指標発表により上向くのか、米ISMの結果に注目したい。

本日の指標は、16:00にトルコ・消費者物価指数、トルコ・生産者物価指数、17:50に仏・サービス業PMI、17:55に独・サービス業PMI、18:00に欧・サービス業PMI、18:30に英・サービス業PMI、19:00に欧・小売売上高、22:30に加・住宅建設許可、23:45に米・サービス業PMI、24:00に米・製造業受注指数、米・ISM非製造業景況指数が発表予定となっている。ISM非製造業景況指数による米ドルの値動きに注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。