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ラガルドECB総裁の発言による価格変動に要注意か

ラガルドECB総裁の発言による価格変動に要注意か

ラガルドECB総裁の発言による価格変動に要注意か
2022.09.16
本日のポイント
  1. 欧・ラガルドECB総裁の発言
  2. 欧・消費者物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反落となり、株安・金利横ばい・原油安の相場展開となった。半導体指数(SOX)は前日から1.62%の下落となり、恐怖指数(VIX)は方向感なく26.2付近となっている。原油WTIは84.8ドルまで約3.7%下落した。また、商品市場が全般的に下落しており、ゴールドは一時1,660ドルまで下落。今年安値を更新した。

為替市場は、4時間足で三尊天井の様相を呈していたポンド円が大幅に下落しており、ポンド円は165.726から163.921まで約180pips値を下げた。ポンド円は4時間足で200EMAまで幅があり、節目のサポートが見当たらないため、欧州時間にかけての大幅な下落に注意したいところだ。

本日の指標は、15:00に英・小売売上高、17:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、18:00に欧・消費者物価指数、20:30にトルコ・住宅価格指数、21:15に加・住宅着工件数、21:30に加・卸売売上高、加・国際証券取引高、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)、29:00に米・対米証券投資が発表予定となっている。ラガルドECB総裁の発言による欧州通貨の価格変動に警戒したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。