昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって引けにかけ反発となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは88.1ドルまで回復。貴金属のパラジウムは3.5%以上の上昇となり、2,154で推移している。一方のゴールドは他の貴金属と異なる値動きとなり、約0.8%下落し、節目の1,700ドル台を下回った。
為替市場は、下落していたユーロが回復し、ユーロ円は142.297から143.091まで上昇している。ユーロ円は時間足200SMAに下値を支えられる形で反発しており、4時間足ではヘッドアンドショルダーの形成に向けて上昇となっているため、まずは4時間足20MAを上抜けるのか注目したい。
本日の指標は、15:45に仏・消費者物価指数、16:00にトルコ・住宅販売、18:00に欧・貿易収支、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・小売売上高、米・NY連銀製造業景気指数、米フィラデルフィア連銀景況指数、米・輸入物価指数、22:00に加・中古住宅販売件数、22:15に米・鉱工業生産、米・設備稼働率、23:00に米・企業在庫、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量が発表予定となっている。米国時間での景況指数の結果に注目しつつ、通貨強弱を静観したい。