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株安下でのFOMC週の米ドルの方向性に要警戒か

株安下でのFOMC週の米ドルの方向性に要警戒か

株安下でのFOMC週の米ドルの方向性に要警戒か
2022.09.19
本日のポイント
  1. 香港・雇用統計
  2. 加・鉱工業生産

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって続落となり、株安・金利安・原油横ばいの相場展開となった。大きな下落を見せており、今年安値を更新していたゴールドは300pipsの反発となったが、本日のアジア時間で再び下落し、現在は1,667付近での推移となっている。パラジウムは約1.2%下落し、2,116台での推移だ。また、BTCUSDが大幅下落となっており、18,819まで下伸している。

為替市場は、クロス円が小幅に下落している中米ドル円の下値が堅く、米ドル円は時間足200EMAに下値を支えられる形で反発を試みている。現在の米ドル円は143.150となっており、徐々に値を上げている状態だ。ただ、日足ベースではRSIのダイバージェンスが見られるため、米国時間にかけての反落の値動きに警戒したい。

本日の指標は、欧州時間の17:30に香港・雇用統計と、米国時間に入った21:30に加・鉱工業製品価格、加・原料価格指数、23:00に米・NAHB住宅市場指数が発表予定となっている。本日は大きな指標発表がない一方、今週は21日からの米・FOMCや英・BOE政策金利発表が重なるため、週始め月曜日の値動きと各種通貨強弱にしっかりとフォーカスしたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。