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レンジ推移のクロス円は下方向へとブレイクなるか

レンジ推移のクロス円は下方向へとブレイクなるか

レンジ推移のクロス円は下方向へとブレイクなるか
2022.04.22
本日のポイント
  1. 欧・ラガルドECB総裁の発言
  2. 英・ベイリーBOE総裁の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって引けにかけ下落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは102ドルへと小幅に下落。オセアニア市場も同様に下落基調となっている。ナスダックとの連動性が高い半導体指数(SOX)は、2.6%ほど下落し3,058付近だ。

為替市場は、クロス円が4時間足20MAをサポ―トラインとして方向感を探るレンジ相場が展開されている。ポンド円は167.90をトップとし、167.01を下限ラインにもみ合っている。4時間足のサポートラインが崩れた場合、165.63までは下落する可能性があるため方向性に注意したい。

本日の指標は、16:15に仏・製造業/サービス業PMI(速報値)、16:30に独・製造業/サービス業PMI(速報値)、17:00に欧・製造業/サービス業PMI(速報値)、17:30に英・製造業/サービス業PMI(速報値)、21:30に加・小売売上高、22:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、22:45に米・製造業/サービス業PMI、23:30に英・ベイリーBOE総裁の発言がある予定だ。週末の為替市場がどのような変化を見せるのか慎重に判断したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。