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FOMC控えドル円164円視野、米ドル高続くか

FOMC控えドル円164円視野、米ドル高続くか

FOMC控えドル円164円視野、米ドル高続くか
2026.07.29
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本日のポイント
  1. 米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後政策金利発表
  2. ウォーシュFRB議長定例記者会見

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちとなり、NYダウは1.03%高の52,747.32、S&P500は0.2%高の7,428.78、ナスダック総合は0.2%安の24,876.91で取引を終えた。主要3指数の中ではNYダウの上昇率が最も大きく、決算を手掛かりにディフェンシブ株や資本財株が買われる一方、半導体株の下落がナスダックの重しとなった。米10年債利回りは原油安によるインフレ警戒の後退を受けて4.60%前後へ低下した。商品市況では、前日にWTI原油が79ドル台へ下落したものの、足元では中東情勢の再緊迫化を受けて82ドル台へ反発している。天然ガスは2.7ドル台前半で小幅安となり、主要貴金属は金が4,030ドル前後でFOMCを控えた様子見の動きとなった。

為替市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、米ドルが1カ月ぶり高値圏で底堅く推移した。ドル指数は101.3台で推移し、ドル円は前日に163円台後半で推移した後、本日アジア時間も163.70円台での値動きが続いている。市場では政策金利据え置きが中心シナリオとなる一方、一部では25bp利上げの可能性も意識されており、ウォーシュFRB議長の会見が米金利とドルの方向感を左右しそうだ。164.00円付近では日本当局による円安けん制や為替介入への警戒感が強まりやすく、上値追いには慎重さも残る。163.50円前後を維持できれば高値圏でのもみ合いが続きやすく、FOMC後に164円台定着を試すかが焦点となりそうだ。

本日の指標は、15:00にドイツ6月輸入物価指数、17:30に英国6月消費者信用残高とマネーサプライM4、20:00に米国MBA住宅ローン申請指数、27:00に米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後の政策金利発表、27:30にウォーシュFRB議長の定例記者会見が予定されている。FOMCでは政策金利が3.50〜3.75%に据え置かれるか、声明文や会見で追加利上げの余地がどの程度示されるかが焦点となる。米金利、原油相場、ドル円164円手前の攻防が重なりやすい局面だけに、FOMC後の米ドルと円相場の反応を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。