昨日は、米国市場でダウ平均が1.21%安、S&P500が0.44%安、ナスダック総合がほぼ横ばいとなった。FRBは政策金利を25bp引き上げて3.75~4.00%とし、追加利上げの可能性も示した。米2年債利回りは4.7%台まで上昇し、米10年債利回りも5%近辺の高水準で推移している。商品市場では原油価格が前日の高値から下落し、本日はブレント原油が104.59ドル、WTI原油が101.29ドルまで続落した。米天然ガスは前日に1%安の2.891ドル/MMBtuで終了した。一方、金は本日1%超上昇して4,310ドル前後、銀も1%超上昇しており、原油・天然ガスと貴金属で方向感が分かれている。
為替市場は、FRBのタカ派姿勢を背景にドル買いが強まった。ドル指数は100台へ上昇して7週間ぶりの高値となり、ドル円は156.20円前後まで上昇。ユーロドルは1.1456ドルまで下落し、ポンドや豪ドルも対ドルで軟調となっている。短期金利の上昇がドルを支える一方、明日の日銀会合では追加利上げが見込まれており、ドル円では156円台を維持したまま一段高となるのか、日銀への警戒から上値が抑えられるのかを慎重に見極めたい。
本日の指標は、20:00にBOE政策金利、21:30に米国9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、新規失業保険申請件数、8月住宅着工件数・建設許可件数が予定されている。米住宅着工件数は年率131.9万件、建設許可件数は141.0万件が市場予想。23:00には米国8月住宅販売保留指数も発表される。FOMC後にドルと短期金利が上昇する一方、原油・天然ガスは下落し、金・銀は反発しているため、BOEや米指標を受けて株式、金利、商品、貴金属、為替の連動がどう変化するか注視したい。