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原油再上昇と米・日利上げ観測、週明けの市場を注視

原油再上昇と米・日利上げ観測、週明けの市場を注視

原油再上昇と米・日利上げ観測、週明けの市場を注視
2026.09.14
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本日のポイント
  1. カナダ8月消費者物価指数(CPI)
  2. ラガルドECB総裁発言

11日は、米国市場で主要株価3指数がそろって上昇し、ダウ平均は0.98%高の52,573.29ドル、S&P500は0.86%高の7,656.98ポイント、ナスダック総合は0.96%高の26,333.04ポイントとなった。8月米CPIを受けて利上げ観測は強まったものの、米10年債利回りが一時5%近辺まで上昇した後4.93%付近へ低下したことが株価を支えた。商品市場では11日に下落した原油が本日再び上昇し、ブレント原油は106.72ドル、WTI原油は102.15ドルまで値を上げている。一方、金は0.5%安の4,327.09ドル、銀も1%安の63.80ドルとなり、原油高によるインフレ警戒と金利上昇観測が貴金属の重しとなった。

為替市場は、今週のFOMCと日銀会合を控えて米ドルが小幅に上昇した。8月米CPIを受けて今週の米利上げ確率は86%前後まで高まり、ドル指数は99.34付近まで上昇。一方、日銀も25bpの利上げがほぼ織り込まれており、円は9月に入って約4%上昇している。本日のドル円は154.03円前後、ユーロドルは1.1565ドル、ポンドドルは1.3503ドル付近。主要国で同時に金融引き締め観測が強まっているためドル全面高には至っておらず、ドル円が154円台を維持するのか、再び152円台方向へ下押すのか慎重に見極めたい。

本日の指標は、13:30に日本7月鉱工業生産・確報値が発表され、前月比-0.2%、前年同月比3.9%、設備稼働率は前月比0.5%となった。今後は、21:30にカナダ8月CPIと7月製造業出荷、24:15にラガルドECB総裁の発言が予定されている。中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が再び上昇しており、インフレ懸念が各国の長期金利へ波及するかが焦点となる。株式、債券、原油、貴金属、為替の連動を注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。