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米PCEを控えた米ドルの159円近辺の方向感を注視

米PCEを控えた米ドルの159円近辺の方向感を注視

米PCEを控えた米ドルの159円近辺の方向感を注視
2026.05.28
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本日のポイント
  1. 米4月個人消費支出(PCEデフレーター)
  2. 米1-3月期実質国内総生産(GDP、改定値)

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇した。ダウ工業株30種平均は前日比0.36%高の50,644.28で引け、S&P500種は0.02%高の7,520.36、ナスダック総合指数も0.07%高の26,674.73となり、3指数がそろって過去最高値を更新した。米10年債利回りは前日までの低下が一服し、中東情勢を巡る警戒感も意識された。WTI原油は米国とイランの緊張再燃を受けて買い戻され、90ドル台半ばで推移した。天然ガスは底堅く推移し、貴金属は米金利やドル動向をにらみながら、金が小幅に持ち直すなど、株式市場は高値圏を維持しつつ、商品市場では中東情勢の緊迫化と原油高への警戒が改めて意識される地合いとなった。

為替市場は、米4月PCEデフレーターやGDP改定値を控えるなか、中東情勢の緊迫化による原油高と米金利動向をにらみ、米ドルが方向感を探る展開となったことが主材料となった。USD/JPYは158円台後半から159円近辺で推移し、足元でも159円前後の水準で値動きを探っている。160.00近辺では引き続き為替介入警戒が意識されやすい一方、158.00近辺を維持できるかが下値の焦点となりそうだ。本日の米インフレ指標や成長率関連指標で米金利が再び上向くかを確認しつつ、米ドルが159円近辺で値持ちできるか慎重に見極めたい。

本日の指標は、21:30に米4月個人消費支出(PCEデフレーター)、米4月PCEコア・デフレーター、米1-3月期実質国内総生産(GDP、改定値)、米新規失業保険申請件数、米4月耐久財受注、23:00に米4月新築住宅販売件数の発表が予定されている。PCEデフレーターは前年同月比3.8%、PCEコア・デフレーターは前年同月比3.3%、1-3月期GDP改定値は前期比年率2.0%が見込まれており、米インフレ圧力と景気の底堅さを同時に確認する材料となりやすい。米国時間はPCE、GDP、雇用関連指標の結果を受けた米金利、株式、ドル円の反応を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。