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159円接近の米ドル、上値余地を探る展開か

159円接近の米ドル、上値余地を探る展開か

159円接近の米ドル、上値余地を探る展開か
2026.05.19
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本日のポイント
  1. カナダ4月消費者物価指数(CPI)
  2. 米4月住宅販売保留指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となった。ダウ工業株30種平均は前営業日比0.3%高の49,686.12で引けた一方、S&P500種は0.1%安の7,403.05、ナスダック総合指数は0.5%安の26,090.73となり、ハイテク株を中心に利益確定売りが意識された。米10年債利回りは原油高を背景としたインフレ警戒から4.6%近辺で推移し、WTI原油は中東情勢を巡る供給不安を受けて大きく上下し、100ドル台で底堅く推移した。天然ガスは底堅く推移し、貴金属は米金利やドル動向をにらみつつ金が底堅く推移するなど、株式市場は方向感を欠きながらも、債券・商品市場ではインフレ再燃への警戒が残る地合いとなった。

為替市場は、中東情勢を巡る警戒と米金利の高止まりを背景に、米ドルが対円で底堅く推移したことが主材料となった。USD/JPYは158円台後半を中心に推移し、159円近辺をうかがう場面もあった。160.00近辺では引き続き為替介入警戒が意識されやすい一方、158.00近辺を維持できるかが下値の焦点となりそうだ。原油高がインフレ懸念を通じて米金利を支える構図が続けば、米ドルの上値余地が意識されやすく、159円台に定着できるか慎重に見極めたい。

本日の指標は、15:00に英国3月失業率、21:30にカナダ4月消費者物価指数(CPI)、23:00に米4月住宅販売保留指数の発表が予定されている。カナダCPIは前月比0.7%、前年同月比3.1%が予想されており、インフレ動向を通じてカナダドルの反応が出やすい。米住宅販売保留指数は前月比1.3%、前年同月比2.0%が予想されており、米住宅市場の底堅さを確認する材料となりそうだ。米金利、原油価格、ドル円の反応を中心に、米ドルが159円台を維持できるか慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。