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円高圧力が残る米ドルの反発余地を静観か

円高圧力が残る米ドルの反発余地を静観か

円高圧力が残る米ドルの反発余地を静観か
2026.05.04
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本日のポイント
  1. 米3月製造業新規受注
  2. ユーロ圏4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となった。ナスダック総合指数は前日比0.89%高、S&P500種は0.29%高と上昇した一方、ダウ工業株30種平均は0.31%安となった。米10年債利回りは4.3%台後半で推移し、WTI原油は100ドル台で高止まりしつつ、上値の重さも意識された。天然ガスは2.6ドル台を中心に推移し、貴金属はドル安を支えに底堅く推移するなど、ハイテク株高と商品市場の落ち着きが意識される地合いとなった。

為替市場は、日本当局による円買い介入への警戒が続くなか、円が対米ドルで大きく振れたことが主材料となった。前週末のドル円は156円台を中心に推移し、本日も介入警戒が残るなかで155円台後半まで円高に振れる場面があった。160.00近辺は介入警戒を伴う上値抵抗として意識されやすく、155円台半ばでは下げ渋りの動きもみられる。日本市場が祝日で薄商いとなるなか、円高圧力が残る一方で、米ドルが156円台を回復できるかを見極めたい。

本日の指標は、16:00にトルコ4月消費者物価指数(CPI)、16:50にフランス4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)、16:55にドイツ4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)、17:00にユーロ圏4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)、23:00に米3月製造業新規受注の発表が予定されている。米3月製造業新規受注は前回0.0%、予想0.5%とされ、製造業の持ち直しが続くかが注目される。欧州時間はPMI改定値、米国時間は製造業新規受注を確認しつつ、介入警戒が残るドル円の反発余地を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。