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週末にかけて強含んだ日本円の続伸性に注目か

週末にかけて強含んだ日本円の続伸性に注目か

週末にかけて強含んだ日本円の続伸性に注目か
2025.02.24
本日のポイント
  1. トルコ・設備稼働率
  2. 欧・消費者物価指数

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって大幅下落となり、株安・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは節目の70ドル台を維持しているものの、70.2ドルまで約3.4%下落。一方の天然ガスは約0.92%上昇し、4.15ドル台を回復した。主要貴金属5銘柄はそろって下落となり、特に下げ幅の大きかったパラジウムは、節目の1,000ドルを割り込み、前日から2.0%低下。982ドル台まで落ち込んだ。

為替市場は、日本円が続伸した。ポンド円は190.925から188.143まで下落。時間足200SMAに上値をレジストされる形で下落した。4時間足では20MAに沿っての下落トレンドが継続しており、日足では3日続落している。なお本日のアジア時間では若干の反発が入っているため、欧州時間での日本円の強弱性に注目したい。

本日の指標は、6:45にNZ・小売売上高、14:00にシンガポール・消費者物価指数、16:00にトルコ・設備稼働率、19:00に欧・消費者物価指数、22:15に加・グラベルBOC副総裁の発言、英・ラムスデンBOE副総裁の発言、22:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、24:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、27:00に米・2年債入札が発表予定となっている。週末にかけて強含んだ日本円の続伸性に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。