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上値が重くなった豪ドルの上昇余地を静観か

上値が重くなった豪ドルの上昇余地を静観か

上値が重くなった豪ドルの上昇余地を静観か
2025.01.29
本日のポイント
  1. 日・消費者態度指数
  2. 米・FOMC政策金利と声明発表

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは73.6ドルまで反発上昇した。一方の天然ガスは約4.6%低下し、3.08ドル台まで落ち込んだ。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したシルバーは、前日から1.35%値を上げ30.4ドルまで上向いた。

為替市場は、豪ドルが対円で拮抗した。豪ドル円は96.843から97.491の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足では10MAに上値をレジストされており、日足では約ヶ月にわたり同一水準での値動きが継続している。このまま明確な方向感なく週末を迎えるのか注視したい。

本日は、9:30に豪・消費者物価指数、14:00に日・消費者態度指数、16:00にスウェーデン・政策金利と声明発表、18:00に欧・マネーサプライ、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、メキシコ・雇用統計、22:30に米・卸売在庫、23:15に英・ベイリーBOE総裁の発言、23:45に加・BOC政策金利と声明発表、24:30に加・マックレムBOC総裁の記者会見、米・週間原油在庫、28:00に米・FOMC政策金利と声明発表、28:30に米・パウエルFRB議長の発言が予定されている。上値が重くなった豪ドルの上昇余地を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。