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157円台で底堅いドル、米CPI後の伸びに注目か

157円台で底堅いドル、米CPI後の伸びに注目か

157円台で底堅いドル、米CPI後の伸びに注目か
2026.05.12
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本日のポイント
  1. 米4月消費者物価指数(CPI)
  2. 米4月月次財政収支

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇した。特にS&P500種は前日比0.2%高の7,412.84で引け、ダウ工業株30種平均は0.2%高の49,704.47、ナスダック総合指数も0.1%高の26,274.13となり、主要指数は高値圏を維持した。米10年債利回りは4.4%台へ上昇し、WTI原油は米国とイランの協議停滞を背景に100ドル近辺で底堅く推移した。天然ガスも底堅く推移し、貴金属はドル高と米金利上昇が重しとなって上値の重い展開となるなど、株高を維持しながらも、債券・商品市場ではインフレ再燃への警戒が意識される地合いとなった。

為替市場は、米4月消費者物価指数(CPI)を控え、インフレ再加速への警戒から米金利が底堅く推移し、米ドルが主要通貨に対して小幅に強含んだことが主材料となった。ドル円は157円台前半から157円台半ばへ上昇し、足元でも157円台で推移している。160.00近辺では引き続き介入警戒が意識されやすい一方、156.00近辺は下値支持として機能するか注目される。CPIの結果次第では米金利とドルの反応が大きくなりやすく、157円台を維持して上値を試せるか慎重に見極めたい。

本日の指標は、18:00にドイツ5月ZEW景況感調査、21:30に米4月消費者物価指数(CPI)と米4月消費者物価指数(CPIコア指数)、27:00に米4月月次財政収支の発表が予定されている。米CPIは前月比0.6%、前年同月比3.7%、コアCPIは前月比0.3%、前年同月比2.7%が予想されており、インフレ再加速が確認されるかが焦点となりやすい。CPIの結果を受けた米金利、株式、ドル円の反応を中心に、157円台からの上伸性を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。