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下落から一転反発が生じた豪ドル円の上伸性に注目か

下落から一転反発が生じた豪ドル円の上伸性に注目か

下落から一転反発が生じた豪ドル円の上伸性に注目か
2024.11.19
本日のポイント
  1. 豪・RBA議事録公表
  2. 英・テイラーMPC委員の発言

昨日は、米国市場で3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは約3.1%上昇し69.3ドルまで伸びた。天然ガスも同様に上昇し、2.95ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の大きかったパラジウムは、前日から約4.7%上昇。節目の1,000ドルを回復し、1,011ドル台まで伸びた。

為替市場は、下落していた豪ドルが対円で回復した。豪ドル円は99.571から100.687まで反発。時間足20MA下位から上位へと舞い戻った。4時間足ではボリンジャーバンド-3σから中心線まで回帰しており、日足では長短移動平均線が密集している直下にて、方向感を模索している最中のため、欧州時間での豪ドルの継続性に注目したい。

本日の指標は、9:30に豪・RBA議事録公表、16:00にスイス・貿易収支、19:00に欧・消費者物価指数、英・ベイリーBOE総裁の発言、英・ロンバルデリBOE副総裁の発言、英・マンMPC委員の発言、英・テイラーMPC委員の発言、22:30に加・消費者物価指数、米・住宅着工件数、米・建設許可件数、27:10に米・シュミッド:カンザスシティ連銀総裁の発言が予定されている。下落から一転反発が生じた豪ドル円の上伸性に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。