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米PMI市場予想上振れで上昇した米ドルの方向性に注目か

米PMI市場予想上振れで上昇した米ドルの方向性に注目か

米PMI市場予想上振れで上昇した米ドルの方向性に注目か
2024.09.24
本日のポイント
  1. 米・2年債入札
  2. 豪・RBA政策金利と声明発表

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは71.1ドルまで低下した。一方の天然ガスは4.1%上昇し、2.8ドルまで値を上げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、唯一大きく上昇した銅は、前日から1.6%上昇し、4.4ドル台での推移となった。

為替市場は、昨日発表された米・9月PMI購買担当者景気指数が、製造業/サービス業ともに前月から低下したにも関わらず、市場予想を上振れたことで指標発表直後に米ドルが対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.1167から1.1082まで低下。時間足200SMAのサポートラインを大きく下抜けた。日足ではかろうじて20MAがサポートとなっているため、欧州時間での値動きに注目したい。

本日の指標は、13:30に豪・RBA政策金利と声明発表、14:05に日・植田日銀総裁の発言、14:30に豪・ブロックRBA総裁の発言、16:00にトルコ・景気動向指数、トルコ・設備稼働率、17:00に独・IFO景況指数、22:00に米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、米・住宅価格指数、米・ボウマンFRB理事の発言、23:00に米・消費者信頼感指数、25:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、26:00に米・2年債入札が発表予定となっている。米PMI市場予想を上振れで上昇した米ドルの方向性に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。