先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは71.1ドルまで回復。節目の70ドル上位を維持している。天然ガスも同様に上昇。2.7ドルまで値が伸びた。主要貴金属5銘柄はゴールド以外が下落となり、唯一上昇したゴールドは、前日から0.2%上昇し2,617ドル台での推移となった。
為替市場は、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は158.433から161.156まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認された。4時間足ではレジスタンスとして機能していた200SMAを実体足で上抜けており、日足では20MAより上位で推移している。ただ本日のアジア時間ではユーロが対円で下落しているため、欧州時間での反落の動きに警戒したい。
本日の指標は、16:15に仏・製造業/サービス業PMI、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に英・製造業/サービス業PMI、21:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、22:45に米・製造業/サービス業PMI、23:15に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、26:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言が発表予定となっている。対円で上昇したユーロの反落性に警戒したい。