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1日で約5円下落した米ドル円の回復性に注目か

1日で約5円下落した米ドル円の回復性に注目か

1日で約5円下落した米ドル円の回復性に注目か
2024.08.06
本日のポイント
  1. 豪・RBA政策金利と声明発表
  2. 米・貿易収支

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは一時71.6ドルまで低下。現在は74.0ドルまで回復している。天然ガスは上昇し、1.96ドル付近で推移。主要貴金属5銘柄はすべてがマイナスとなり、特に大きく下落したシルバーは、前日から4.7%低下し、27.2ドル台まで落ち込んだ。

為替市場は、全面的に円高基調となり、クロス円が大きく低下した。米ドル円は146.562から141.676まで下落。時間足ボリンジャーバンド-2σに沿っての下降トレンドが発生した。4時間足ではRSIが14まで低下。日足では年初水準まで急落した。なお本日のアジア時間では反発が見られているため、米国時間での上昇が継続するのか注目したい。

本日の指標は、13:30に豪・RBA政策金利と声明発表、14:30に豪・ブロックRBA総裁の記者会見、14:45にスイス・失業率、15:00に独・製造業受注、15:30にスイス・小売売上高、17:30に英・建設業PMI、18:00に欧・小売売上高、21:30に加・貿易収支、米・貿易収支、26:00に米・3年債入札、翌7:45にNZ・第2四半期失業率が発表予定となっている。1日で約5円下落した米ドル円の回復性を慎重に静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。