先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは2.3%下落し76.4ドルまで低下。天然ガスも同様に1.8%の下落となり、2.04ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく反発したゴールドは前日から0.99%上昇。2,387ドル付近まで回復した。
為替市場は、停滞していたオセアニア通貨が米国時間で回復した。豪ドル米ドルは0.6534から0.6567まで反発。時間足20MA下位から上位へと舞い戻った。4時間足ではボリンジャーバンド-2σからの反発が入っており、日足ではRSI28からの上昇となっている。ただ、日足にてすでに200SMAを実体足で下抜けているため、反発が継続するかは慎重に判断したいところだ。
本日の指標は、15:00に南ア・マネーサプライ、スウェーデン・実質GDP、スウェーデン・小売売上高、17:30に英・消費者信用残高、英・マネーサプライ、19:00に英・CBI小売売上高、20:30にブラジル・名目財政収支、23:30に米・ダラス連銀製造業景況指数、24:30に米・6ヶ月債入札が発表予定となっている。9日続落からの反発を見せた豪ドル米ドルが上伸するのか、慎重に見極めたい。