昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは1.2%反発し78.2ドルまで上昇。一方の天然ガスは3.5%下落し2.09ドルまで値を下げた。主要貴金属5銘柄は銅以外が下落となり、大きく低下したシルバーは前日から3.3%下落。27.8ドル台での推移となった。
為替市場は、スイスフランが米国時間で最強通貨となった。フラン円は172.315から175.137まで上昇。時間足20MA下位から上位へと舞い戻った。4時間足ではボリンジャーバンド-2σから中心線まで回帰しており、日足では75MA直下で推移している。週末のスイスフランが対円で反発し続けるのか注視したい。
本日の指標は、8:30に日・東京消費者物価指数、10:30に豪・小売売上高、14:00にシンガポール・鉱工業生産、14:00に日・景気動向指数、15:45に仏・消費者信頼感指数、19:30に露・主要金利、21:00にメキシコ・貿易収支、21:30に米・個人所得、米・PCEデフレーター、米・PCEコアデフレーター、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数が発表予定となっている。今月に入り8円下落し反発を見せたフラン円が上伸するのか、方向性を慎重に静観したい。