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弱含んだポンド円が回復を見せるのか注視か

弱含んだポンド円が回復を見せるのか注視か

弱含んだポンド円が回復を見せるのか注視か
2024.07.30
本日のポイント
  1. 豪・住宅建設許可
  2. 日・雇用統計

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは75.4ドルまで約2.2%低下。天然ガスも同様に下落となり、2.05ドルまで落ち込んだ。主要貴金属5銘柄はプラチナ以外が下落となり、大きく低下した銅は、前日から1.6%下落し4.05ドル台での推移となった。

為替市場は、昨日発表された英・6月消費者信用残高が前月の15億ポンドから12億ポンドに低下したことで、ポンドが欧州時間で最弱通貨となった。ポンド円は198.617から196.779まで下落。時間足75MAに上値をレジストされた。4時間足では20MA直下に位置しており、日足では75MAを下抜けているため、継続したポンドの軟化に注意したい。

本日の指標は、8:30に日・雇用統計、10:30に豪・住宅建設許可、14:30に仏・実質GDP、仏・消費支出、16:00にスイス・KOF先行指数、17:00に独・第2四半期GDP、18:00に欧・消費者信頼感指数、欧・景況感、21:00に独・消費者物価指数、21:00にメキシコ・第2四半期GDP、22:00に米・住宅価格指数、米・S&Pケースシラー住宅価格、23:00に米・JOLTS求人が発表予定となっている。弱含んだポンド円が回復を見せるのか、方向性を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。