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BOC政策金利が市場予想通り0.25%下げられるのか注視か

BOC政策金利が市場予想通り0.25%下げられるのか注視か

BOC政策金利が市場予想通り0.25%下げられるのか注視か
2024.06.05
本日のポイント
  1. 加・BOC政策金利と声明発表
  2. 独・サービス業PMI

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは72.8ドルまで低下。天然ガスに至っては5.1%の下落となり、2.6ドルまで値を下げた。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、銅は前日から3.0%低下し、4.5ドル台での推移となった。

為替市場は、本日米国時間でのBOC政策金利と声明発表を控えた加ドルが、対円で下落した。加ドル円は114.789から112.958まで約1.8円下落。時間足ボリンジャーバンド-3σに沿ってのバンドウォークが確認された。4時間足では200SMAを実体足で下抜けている一方、日足では75MAより上位で推移しているため、政策金利発表による値動きに注意したい。

本日の指標は、8:00に韓・実質GDP、8:30に日・毎月勤労統計/現金給与総額、10:00にフィリピン・消費者物価指数、10:30に豪・実質GDP、10:45に中・財新PMI、14:00に印・サービス業PMI、15:45に仏・鉱工業生産、16:55に独・サービス業PMI、17:00に欧・サービス業PMI、18:00に欧・生産者物価指数、21:15に米・ADP雇用統計、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、加・BOC政策金利と声明発表、23:00に米・ISM非製造業景気指数、23:30に加・マックレムBOC総裁の記者会見が予定されている。BOC政策金利が市場予想通り0.25%下げられるのか、その後の値動きに十分注意したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。