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米国時間で最強通貨となったポンドの方向性を注視か

米国時間で最強通貨となったポンドの方向性を注視か

米国時間で最強通貨となったポンドの方向性を注視か
2024.05.14
本日のポイント
  1. 独・ZEW景況感指数
  2. 米・生産者物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利横ばい・原油高の相場展開となった。原油WTIは79.2ドルまで上昇。天然ガスも同様に上昇しており、前日から6%値を上げ2.3ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、ゴールドが0.98%下落し、2,338ドル台で停滞している。

為替市場は、ポンドが米国時間で最強通貨となった。ポンド円は194.721から196.262まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。4時間足では10MAに沿って値を上げており、日足ではRSI61付近にて上昇傾向となっている。このまま欧州時間でもポンドが対円で勢力を維持するのか、方向性を慎重に見守りたい。

本日の指標は、8:50に日・国内企業物価、15:00に独・消費者物価指数、英・ILO失業率、英・雇用統計、15:30にスイス・生産者輸入価格、16:30に英・ピルMPC委員の発言、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、18:30に南ア・雇用統計、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、21:30に加・卸売売上高、米・生産者物価指数、22:10に米・クックFRB理事の発言、23:00に米・パウエルFRB議長の発言が発表予定となっている。米国時間で最強通貨となったポンドの方向性を注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。