先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは78.1ドルまで1.8%ほど低下。天然ガスに至っては2.5%ほど下落し、2.25ドル付近で推移した。主要貴金属5銘柄はシルバー以外が上昇となり、唯一下落したシルバーは、前日から0.7%低下し28.1ドル台まで落ち込んだ。
為替市場は、加ドルが米国時間で最強通貨となった。加ドル円は113.524から114.236まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。4時間足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークとなっており、日足では5日続伸している。日足RSIも58と落ち着いているため、米国時間で加ドルが勢力を維持していくのか注目したい。
本日の指標は、8:50に日・マネーサプライ、10:30に豪・NAB企業景況感指数、13:30にスウェーデン・予想価格動向、16:00にチェコ・消費者物価指数、スイス・消費者信頼感指数、21:00に印・消費者物価指数、21:30に加・建設許可件数、22:00に米・ジェファーソンFRB副議長の発言、米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、24:30に米・3ヶ月債入札、25:45にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言が発表予定となっている。上伸している加ドルの上値が伸びていくのか、慎重に判断したい。