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要人発言にて下落した米ドル円の回復力に注目か

要人発言にて下落した米ドル円の回復力に注目か

要人発言にて下落した米ドル円の回復力に注目か
2024.03.01
本日のポイント
  1. スイス・小売売上高
  2. 日・雇用統計

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは78.4ドルを挟んでの小動きとなった。天然ガスも同様に方向感に欠ける展開となり、1.85ドル付近で停滞している。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したシルバーは、前日から0.95%上昇し22.7ドルを回復した。

為替市場は、アジア時間から日本円が最強通貨となった。クロス円が全般的に米国時間にかけて下落。米ドル円は150.678から149.203まで下落した。ただ本日のアジア時間では150円台半ばまで回復しているため、米ドルの継続した反発が見られるのか、注目したい。

本日の指標は、8:30に日・雇用統計、9:30にマレーシア・製造業PMI、10:30に中・製造業PMI、11:00にインドネシア・消費者物価指数、14:00に印・製造業PMI、16:00に英・ネーションワイド住宅価格指数、トルコ・製造業PMI、16:30にスイス・小売売上高、19:00に欧・消費者物価指数、22:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言が発表予定となっている。要人発言にて下落した米ドル円の回復力に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。