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強含んだ加ドルが勢いを継続させるのか注目か

強含んだ加ドルが勢いを継続させるのか注目か

強含んだ加ドルが勢いを継続させるのか注目か
2024.01.26
本日のポイント
  1. 米・中古住宅販売仮契約数
  2. 日・東京消費者物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは76.9ドルまで上昇。一方の天然ガスは約4.2%下落し、2.19ドル台で推移している。主要貴金属5銘柄はプラチナとパラジウムが大きく下落し、パラジウムは934ドルまで低下している。恐怖指数(VIX)は約2.3%上昇し、13.4となっている。

為替市場は、加ドル買い・ユーロ売り相場となった。ユーロ加ドルは1.4733から1.4596まで下落。日足200SMAまで値が落ちた。なおテクニカル的には、ユーロ加ドルは週足での上値の重さが確認され、ボリンジャーバンド中心線が下向き傾向となっている。このままユーロが対加ドルで下伸していくのか、方向性を慎重に見極めたい。

本日の指標は、8:30に日・東京消費者物価指数、9:01に英・GFK消費者信頼感指数、14:00にシンガポール・鉱工業生産、16:00に独・GFK消費者信頼感指数、16:45に仏・消費者信頼感指数、18:00に欧・マネーサプライ、21:00にメキシコ・貿易収支、22:30に米・PCEデフレーター、米・個人所得、23:00に米・ダラス連銀消費者物価指数、24:00に米・中古住宅販売仮契約数、25:00に加・財政収支が発表予定となっている。強含んだ加ドルが勢いを継続させるのか、じっくりと見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。