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欧・第1四半期GDPにてユーロが上向くのか注目か

欧・第1四半期GDPにてユーロが上向くのか注目か

欧・第1四半期GDPにてユーロが上向くのか注目か
2023.04.28
本日のポイント
  1. 米・PCEデフレーター
  2. 欧・第1四半期GDP

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反発となり、株高・金利高・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは74.7ドル付近でのボックス相場となっており、天然ガスは2.35ドルへと2%弱上昇している。昨日発表された米・第1四半期GDPは、前回値の2.6%から1.1%へと低下。PCEコアデフレーターは前回値の4.4%から4.9%へと上昇した。

為替市場は、昨日発表された欧・4月景況感指数が前月の99.3と一致したユーロが、対円で上昇した。ユーロ円は146.861から148.665まで上昇。4時間足ボリンジャーバンドの+2σまで値が伸びた。ユーロ円は4時間足75MAから20MAを一気に上抜け、4時間足RSIが再び70方向へ上昇しているため、欧州時間での指標発表による値動きに注目したい。

本日の指標は、15:30にスイス・小売売上高、15:45に仏・生産者物価指数、仏・消費者物価指数、16:00にトルコ・貿易収支、16:55に独・雇用統計、17:00に独・第1四半期GDP、スイス・ジョーダンSNB総裁の発言、18:00に欧・第1四半期GDP、18:45に欧・ラガルドECB総裁の発言、21:00に独・消費者物価指数、21:30に加・2月実質GDP、米・個人所得、米・PCEデフレーター、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数が発表予定となっている。欧・第1四半期GDPにてユーロが上向くのか、慎重に方向性を見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。