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下落している日本円の継続性を注視か

下落している日本円の継続性を注視か

下落している日本円の継続性を注視か
2023.03.29
本日のポイント
  1. 独・GFK消費者信頼感調査
  2. 米・バーFRB副議長の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落し、株安・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは73.6ドルまで反発。一方、銅価格が下落しており4.05ドル付近で推移している。昨日発表された米・3月リッチモンド連銀製造業景気指数はマイナス5となり、3ヶ月連続でのマイナス圏となった。

為替市場は、先週末の円高基調から反転し、円安傾向が見られている。ユーロ円は直近安値の141.045から142.939まで上昇。4時間足200SMAに迫る勢いで上昇している。なお日足ベースでは下値を切り上げRSIが上昇基調へと入りつつあるため、週末・月末にかけてのユーロの上値を注視したいところだ。

本日の指標は、15:00に独・GFK消費者信頼感調査、15:45に仏・消費者信頼感指数、17:30に英・住宅ローン承認件数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米・バーFRB副議長の発言、23:00に米・中古住宅販売保留、米・バーFRB副議長の発言、23:30に米・週間原油在庫、25:30に加・グラベルBOC副議長の発言、26:00に米・7年債入札、27:50に英・マンMPC委員の発言、翌6:45にNZ・住宅建設許可が発表予定となっている。下落している日本円の継続性を慎重に注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。