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米・雇用統計明けの週始めに大きな値動きが見られるのか注目か

米・雇用統計明けの週始めに大きな値動きが見られるのか注目か

米・雇用統計明けの週始めに大きな値動きが見られるのか注目か
2023.02.06
本日のポイント
  1. 英・建設業PMI
  2. 英・ピルMPC理事の発言

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは73.4ドルまで低下しており、主要貴金属5銘柄も、同様に下落している。特に下落の著しいプラチナは5%以上低下し、982ドル台で推移している。先週末金曜日に発表された米・1月雇用統計は、非農業部門雇用者数が51.7万人となり、失業率は3.5から3.4%へと低下した。

為替市場は、主要なクロス円が1円以上の上窓でスタート。米ドル円は先週末安値の128.326から132.443まで上昇した。4時間足では、米ドル円は200SMAより上位に位置する形となり、200EMAとSMAがゴールデンクロスした。米ドル円の日足RSIは30付近から上昇し51.9となり、リバーサルが継続しているため、上昇力が継続するのか注目したい。

本日の指標は、16:00に独・製造業受注、16:30にハンガリー・小売売上高、17:40に英・マンMPC委員の発言、18:30に英・建設業PMI、欧・投資家センチメント指数、19:00に欧・小売売上高、20:00に加・景気先行指数、24:00に加・Ivey購買部協会指数、25:30に米・6ヶ月ビル入札、26:00に英・ピルMPC理事の発言が予定されている。米・雇用統計明けの週明けに大きな値動きが見られるのか、通貨強弱に警戒したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。