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米PMI控えドル円は161円台後半の上値余地を探るか

米PMI控えドル円は161円台後半の上値余地を探るか

米PMI控えドル円は161円台後半の上値余地を探るか
2026.06.23
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本日のポイント
  1. ユーロ圏・英国6月PMI速報値
  2. 米国6月PMI速報値

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちとなり、NYダウは上昇した一方、S&P500とナスダック総合は下落した。ナスダック総合は1.32%安の26,166.60と主要3指数の中で最も下げが大きく、大型ハイテク株の軟化が重しとなった。米10年債利回りは前日の上昇後、4.50%付近で高止まりし、金利上昇への警戒感が株式市場の上値を抑えた。商品市況では、中東情勢を巡る供給懸念の後退を背景にWTI原油が中心限月で73ドル台後半へ下落した一方、天然ガスは暑さによる需要増加観測から3.25ドル/MMBtu付近へ小幅に上昇した。主要貴金属は、米金利高とドル高を受けて金と銀が軟調に推移した。

為替市場は、FRBの利上げ観測と米金利の高止まりが意識され、米ドルが底堅い一方で、円やオセアニア通貨が弱含む展開だった。ドル円は前日安値161.07円から高値161.93円まで上昇し、終値は161.58円となった。前日レンジは約0.86円で、161.90円台は直近高値として上値抵抗になりやすい。一方、161.00円台前半を維持できるかが下値面の焦点となり、米PMIを前にドル高の持続性と介入警戒感の綱引きを見極める局面となりそうだ。

本日の指標は、14:00にシンガポール5月消費者物価指数、16:15にフランス6月PMI速報値、16:30にドイツ6月PMI速報値、17:00にユーロ圏6月PMI速報値、17:30に英国6月PMI速報値、22:45に米国6月製造業・サービス部門・総合PMI速報値、23:00に米国6月リッチモンド連銀製造業指数が予定されている。欧州PMIでユーロ圏景気の減速感が強まるか、米PMIがドル高基調を支えるかが焦点となり、ドル円161円台後半での値動きを慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。