昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうちダウ平均以外が上昇となり、株高・金利安・原油安のリスクテイク相場が展開された。昨日発表された米・12月製造業受注は2.2%の市場予想に届かず1.8%となった一方、耐久財受注は市場予想と一致した。原油WTIは約1.8%下落し、75.6ドル台まで低下している。
為替市場は、円買い・米ドル買いの流れが作られ、ユーロ米ドルが1.1032から1.0890まで約150pips下落した。ユーロ米ドルは今年高値を更新した直後の下落となり、日足ベースで10MA直下までの低下となった。日足RSIが70にタッチしてのダイバージェンスとなっているため、継続したユーロ米ドルの下落に警戒したいところだ。
本日の指標は、16:00にトルコ・消費者物価指数、トルコ・生産者物価指数、16:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、17:50に仏・サービス業PMI、17:55に独・サービス業PMI、18:00に欧・サービス業PMI、18:30に英・サービス業PMI、19:00に欧・生産者物価指数、21:15に英・ピルMPC委員の発言、22:30に米・雇用統計、23:45に米・サービス業PMI、24:00に米・ISM非製造業景況指数、28:30に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言が発表予定となっている。米国時間での重なる重要指標の発表に、しっかりと対応したい。