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日銀総裁発言控えドル円は161円台で上値余地を探るか

日銀総裁発言控えドル円は161円台で上値余地を探るか

日銀総裁発言控えドル円は161円台で上値余地を探るか
2026.06.24
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本日のポイント
  1. 植田和男日銀総裁発言(氷見野副総裁代読)
  2. 米国5月新築住宅販売件数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落し、NYダウは0.09%安の51,665.49、S&P500は1.44%安の7,365.47、ナスダック総合は2.21%安の25,587.04で取引を終えた。主要3指数の中ではナスダック総合の下げが最も大きく、半導体株の急落やAI関連投資への警戒感が株式市場全体の重しとなった。米10年債利回りは前日比で小幅に低下したものの、4.50%近辺で高止まりしている。商品市況では、WTI原油が73ドル前後へ下落し、天然ガスも3.14ドル台へ小幅に軟化した。主要貴金属は、米ドル高や利上げ観測を背景に金と銀が下落し、特に銀の下げが目立った。

為替市場は、米利上げ観測の強まりと株安によるリスク回避の動きが重なり、米ドルが主要通貨に対して強含む展開だった。ドル指数は101.44まで上昇し、約13カ月ぶりの高水準を付けた。一方、円は対ドルで弱含み、ドル円は前日終値161.58円付近となり、24日午前も161.50円台で推移している。直近高値の161.93円付近では上値の重さや介入警戒感も意識されやすい一方、161円台前半を維持できればドル高基調が続く余地も残る。日銀総裁発言(氷見野副総裁代読)を控え、円安けん制や追加利上げに関する示唆が出るかを見極める局面となりそうだ。

本日の指標は、08:50に日本5月企業向けサービス価格指数、10:30にオーストラリア5月消費者物価指数、15:40に植田日銀総裁発言(氷見野副総裁代読)、17:00にドイツ6月IFO企業景況感指数、21:30に米国第1四半期経常収支、23:00に米国5月新築住宅販売件数が予定されている。オーストラリアCPIは前年同月比4.0%と予想を下回ったものの、基調的なインフレ圧力は残っている。東京時間では日銀総裁発言(氷見野副総裁代読)、NY時間では米住宅指標を手掛かりに、ドル円161円台での値持ちを慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。