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独・米でのCPI結果はピークアウトとなるのか

独・米でのCPI結果はピークアウトとなるのか

独・米でのCPI結果はピークアウトとなるのか
2022.09.13
本日のポイント
  1. 米・消費者物価指数(CPI)
  2. 独・消費者物価指数(CPI)

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって4日続伸となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは87.6ドルまで上昇。貴金属はパラジウムを筆頭に下落基調となっており、ゴールドは1,721ドル台で推移している。米10年債利回りは3.34%台での横ばい推移だ。

為替市場は、欧州通貨同士のユーロポンドが今年高値を更新しており、現在のユーロポンドは0.8670となっている。昨日、今年高値更新後に約70pips反落したが、日足ベースでは10MAより上部に位置しており、上昇トレンドが継続しているため、本日の独・CPIや英・雇用統計の結果に注目しつつ、方向性を見極めたい。

本日の指標は、15:00に英・雇用統計、独・消費者物価指数、15:30にスイス・生産者輸入価格、16:00にトルコ・鉱工業生産、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、21:30に米・消費者物価指数、26:00に米・30年債入札、27:00に米・財政収支、翌7:45にNZ・第2四半期経常収支が発表予定となっている。欧州時間と米国時間でのCPI発表が重なるが、インフレのピークアウトが見られ、過熱感に抑制がかかるのか、指標結果を慎重に見守りたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。