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1ヶ月振りに140円をタッチしたユーロ円の方向性を注視か

1ヶ月振りに140円をタッチしたユーロ円の方向性を注視か

1ヶ月振りに140円をタッチしたユーロ円の方向性を注視か
2022.09.01
本日のポイント
  1. 米・ISM製造業景況指数
  2. 米・第2四半期非農業部門労働生産性

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって4日続落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。債券は売られ、米10年債利回りは3.20%まで上昇。2年債利回りとの逆イールドが継続している。原油WTIは節目の90ドルを割り込み89.3ドルとなっている。昨日の米・週間原油在庫はマイナス332.6万バレルとなり在庫が減少した。

為替市場は、対円でユーロが強含み、ユーロ円は138.261から139.687まで約150pips上昇した。本日のアジア時間でも高値を更新しており、140.000をタッチ。時間足RSIは70手前で落ち着いている。上昇チャネルの上限付近である140円後半まで値が伸びるのか、慎重に判断したい。

本日の指標は、15:00に独・小売売上高、15:30にスイス・小売売上高、16:30にスイス・製造業PMI、17:30に英・製造業PMI、20:30に米・チャレンジャー人員削減予定数、21:30に加・住宅建設許可、米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期非農業部門労働生産性、22:45に米・製造業PMI、23:00に米・ISM製造業景況指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、28:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。1ヶ月振りに140円をタッチしたユーロ円の方向性を注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。