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対オセアニアで下落しているポンドの方向性に注意か

対オセアニアで下落しているポンドの方向性に注意か

対オセアニアで下落しているポンドの方向性に注意か
2022.08.19
本日のポイント
  1. 米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
  2. 加・小売売上高

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利い横ばい・原油高の相場展開となった。ゴールドやシルバーは米ドルの上昇と反比例し下落している一方、パラジウムは上昇傾向にある。小麦や砂糖などの商品は3%以上の下落となっている。米国市場が堅調な中、BTCUSDが3%近く下落し、22,783ドルとなっている。

為替市場は、弱含んでいる欧州通貨が対オセアニアでも下落しており、ポンド豪ドルは1.7395から1.7219まで180pipsの下落となった。テクニカル的には、ポンド豪ドルは日足75MAに上値を抑えられる形で下落基調となっていたが、直近では75MAに届かず下落傾向にあるため、買い勢の撤退により売りに拍車がかかるのか注目したい。

本日の指標は、15:00に英・小売売上高、独・生産者物価指数、17:00にフィリピン・鉱工業生産と生産者物価指数、18:00に欧・経常収支、20:00にメキシコ・小売売上高、20:30に印・外貨準備高、21:30に加・小売売上高、22:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言が予定されている。対オセアニアで下落しているポンドの方向性に注意したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。