先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって大幅下落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。ナスダックは前日比マイナス2.01%の12,705となり、米10年債利回りは2.98%まで上昇している。原油WTIは89.1ドルまで下落している。BTCUSDは21,428ドル付近での推移だ。
為替市場は、ドルインデックスが108台を維持しており、米ドルの強さが継続している。米ドル円は本日のアジア時間でも上昇を続け、現在は137.182付近での推移だ。米ドル円はすでに今月高値を更新しており、今年高値の更新まで2円を切っている。日足ベースでも下値を切り上げての上昇となっているため、米国時間にかけて上値を切り上げるのか、しっかりと観察したい。
本日の指標は、21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数が予定されている以外、重要な指標発表や要人発言は予定されていない。今週は25日(木)〜27日(土)に米国で開催される弱ソーンホール会議での米・パウエルFRB議長の発言に注目が集まっている。パウエルFRB議長の講演日は26日(金)の23:00となっているが、週末のパウエルFRB議長の発言に向けて市場がどう動くのか、慎重に静観したい。