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強い米ドルは週始めも継続となるか

強い米ドルは週始めも継続となるか

強い米ドルは週始めも継続となるか
2022.08.22
本日のポイント
  1. 米・シカゴ連銀全米活動指数
  2. 注目度の高い指標発表は予定されていない

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって大幅下落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。ナスダックは前日比マイナス2.01%の12,705となり、米10年債利回りは2.98%まで上昇している。原油WTIは89.1ドルまで下落している。BTCUSDは21,428ドル付近での推移だ。

為替市場は、ドルインデックスが108台を維持しており、米ドルの強さが継続している。米ドル円は本日のアジア時間でも上昇を続け、現在は137.182付近での推移だ。米ドル円はすでに今月高値を更新しており、今年高値の更新まで2円を切っている。日足ベースでも下値を切り上げての上昇となっているため、米国時間にかけて上値を切り上げるのか、しっかりと観察したい。

本日の指標は、21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数が予定されている以外、重要な指標発表や要人発言は予定されていない。今週は25日(木)〜27日(土)に米国で開催される弱ソーンホール会議での米・パウエルFRB議長の発言に注目が集まっている。パウエルFRB議長の講演日は26日(金)の23:00となっているが、週末のパウエルFRB議長の発言に向けて市場がどう動くのか、慎重に静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。