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139円に乗せている米ドル円は調整下落を挟むのか注視か

139円に乗せている米ドル円は調整下落を挟むのか注視か

139円に乗せている米ドル円は調整下落を挟むのか注視か
2022.07.15
本日のポイント
  1. 欧・貿易収支
  2. 米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が下落となり、株安・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは一時節目の90ドルを割り込み88ドルまで下落。現在は93ドル付近で推移している。ゴールドも同様に節目の1,700ドルを割り込み1,697ドルまで下落した。対照的に、仮想通貨は上昇しており、BTCUSDは20,617ドル付近での推移だ。

為替市場は、米債利回りが低下し日米金利差が拡大局面となっていない中、米ドル円は上昇し24年振りの高値を更新。139.390をタッチした。本日のアジア時間でも高値圏を維持しており、139円を割っていないが、本日の米国時間にかけて勢力が持続するのか、指標発表と照らし合わせながら判断したい。

本日の指標は、18:00に欧・貿易収支、21:30に加・卸売売上高、米・小売売上高、米・NY連銀製造業景気指数、21:45に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、22:00に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、22:15に米・鉱工業生産、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)、米・企業在庫が発表予定となっている。139円に乗せている米ドル円は調整下落を挟むのか、注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。