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加/ 米・雇用統計前の値動きに警戒か

加/ 米・雇用統計前の値動きに警戒か

加/ 米・雇用統計前の値動きに警戒か
2022.07.08
本日のポイント
  1. 米・雇用統計
  2. 米・消費者信用残高

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって続伸となり、株高・金利高・原油高のリスクオンムードが展開された。節目の100ドルを割り込み一時95ドルまで下落していた原油WTIは、103ドルへと急回復。ゴールドは1,742ドル台で節目の1,800ドルを割り込んだまま停滞している。

為替市場は、安倍元首相の銃撃報道が聞かれたと同時に、クロス円が総じて下落となり、米ドル円は136.146から135.326まで下落した。一方、オセアニア通貨が最弱となり、豪ドル円は93.321から92.345まで約90pips下落。4時間足で上値を切り下げる展開が続いている。豪ドル円は、直近安値の91.422を下回るのか、注視したい。

本日の指標は、15:45に仏・貿易収支と経常収支、16:00にトルコ・経常収支、20:55に欧・ラガルドECB総裁の発言、21:30に加・雇用統計、米・雇用統計、23:00に米・卸売在庫、24:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、28:00に米・消費者信用残高が発表予定となっている。米国時間での雇用統計までに、値動きに明確な流れが生じるのか、慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。